「やさしい日本語と防災・減災」をテーマにした、無料オンラインセミナーを開催いたします。
災害が起きたとき、様々な言語での情報発信をすぐに行えるでしょうか?
日本に住む外国人だけでなく旅行者も含めると、すべての言語を即座にカバーするのは現実的ではありません。さらに、情報発信をする側の皆様自身も被災している可能性があります。
阪神・淡路大震災をきっかけとして取り組みが始まったやさしい日本語は、外国人に理解しやすい簡単な日本語であると同時に、障害のある方、高齢者、子どもたちにも情報が伝わりやすいことがわかってきました。
また、情報発信をする側にとっても、もっとも扱いやすい言語といえるでしょう。
では、日本語を使える私たちなら、やさしい日本語で簡単に発信できるのでしょうか?
実は、そう簡単ではありません。やさしい日本語も、突然使おうと思うと難しいものです。普段やっていないことは、いざというときにできるものではありません。
だからこそ、平時からの練習と準備が重要です。
そこで「やさしい日本語と防災・減災」と題して、発災時のやさしい日本語の活用事例や自治体でのやさしい日本語での防災訓練の取り組み紹介、そしてやさしい日本語言い換えサービス「伝えるウェブ」を活用した防災訓練のアイデアをご紹介するウェビナーを開催します。
自治体の関係者の皆様、「やさしい日本語」そして「伝えるウェブ」に関心のある皆様、ぜひご参加ください。
2010年日本語教育能力検定試験合格。政府交付金を得て2016年「やさしい日本語ツーリズム」企画を故郷の柳川市で実現。
同時に「やさしい日本語ツーリズム研究会」を立ち上げ、代表としてやさしい日本語の社会普及に尽力中。2023年4月1日一般社団法人やさしい日本語普及連絡会を立ち上げ、代表理事に就任。
著書に『入門・やさしい日本語』(アスク出版)、『ろうと手話 やさしい日本語がひらく未来』(筑摩選書)、『やさしい日本語3文トレーニング』(駒草出版)がある。メディア掲載、講演多数。
多文化共生マネージャー、防災士、宍粟市防災会議委員、宍粟市国際交流協会 理事。「やさしい日本語」を広める講演、ワークショップなどで活躍中。
直近の活動内容
・救命テキスト『「やさしい日本語」でつなぐ命 AEDを使った心肺蘇生法』を作成
・宍粟市ゴミ分別表を「やさしい日本語」を含む4ヶ国語で作成
・令和4年度 兵庫自治学会研究発表大会にて特別賞受賞
2003 年11 月アルファサード社を設立し代表取締役社長に就任、現在は取締役(非常勤)技術開発担当。
Webアクセシビリティを重視したサイト制作をモットーに、数多くの企業・公共機関のサイト制作に携わる。ソフトウェアの開発が趣味であり仕事でもある。
2007年11月商用 CMS「 PowerCMS 」を提供開始。PowerCMS は既に 3,000 サイト以上に導入されている。PowerCMS X を開発し 2018 年秋にリリース。日本初のやさしい日本語化エンジン「伝えるウェブ」開発者。
2021年、伝えるウェブ専任担当者としてアルファサード入社。自治体への製品サポート・事例取材を多く経験。
前職は公立高校の国語教師。外国籍生徒の指導経験(3年間)あり。
開始時間 | 内容 |
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13時00分 | ご挨拶 |
13時05分 | 1.「デジタル防災訓練のすすめ」やさしい日本語と多言語翻訳のためのデジタルツールの活用 | 13時35分 | 2.「やさしい日本語で防災訓練 〜仲間とミニ合宿してみてわかったこと〜」 |
14時20分 | 休憩(5分) |
14時25分 | 3.やさしい日本語化支援サービス 伝えるウェブについて |
14時55分 | 質疑 |
15時00分 | 終了予定 |
質疑はZoomのチャット機能を利用予定です。突っ込んだ質問も大歓迎です。
多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
その他、お問い合わせはお問い合わせフォームからお願いします。
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