導入事例:岩手県久慈市様

重要な情報を広くわかりやすく伝えなくてはいけない機会は、今後もっと増えていくと思います

岩手県久慈市別ウィンドウで開きます は、ウェブサイトのリニューアルと共にやさしい日本語での情報発信を2019年3月に開始しました。この取り組みには「伝えるウェブ」(やさしい日本語へのAI機械翻訳システム)をご活用いただいています。

やさしい日本語での情報発信を始めたきっかけ、運用にまつわるお話を、久慈市 総合政策部 地域づくり振興課の谷川様に Zoom を利用してお話をお伺いしました。

久慈市トップページ

やさしい日本語への取り組みを始めたきっかけを教えてください。

「やさしい日本語」の存在自体は知っていたのですが、特に取り組みを始めようという動きがあったわけではありませんでした。

ホームページリニューアル時の CMS 選定のときに、この「伝えるウェブ」をご紹介いただき、そこで初めてこういうシステムがあるということを知りました。自動でこんな風に変換できるというのには驚いて、その場が少しざわめきました。

やさしい日本語を導入したことについての反応は何かありましたか?

特に市民の方や外国人の方からの反応はまだ届いていませんが、関係しそうな方々にお話を聞いてみる機会は作ってみたいですね。

当市でも在留外国人は年々増加傾向にあります。近年、災害も続いていますので、重要な情報を外国人の方にもわかりやすく伝える機会は増えていくと考えています。

久慈市 新型コロナウイルス感染症に関する情報ページ

実際にお使いいただいて、誤変換等もあると思いますがいかがでしょうか?

すべてのページをチェックとまではいきませんが、「このページは外国人の方にも見てもらわないといけない」という内容のページを作ったときは、自分たちでも変換してみてチェックしています。

誤変換も多少ありますが、それでもだいたい伝わるかなと思えるレベルには変換されていると思います。

最後に今後の展望や、課題があれば教えてください。

新機能の「やさしい日本語エディタ」は Word でルビをつけるのが一気にできるところが便利ですね。国際交流を担っている課など他課でも必要としているかもしれませんので、市役所内で周知していきたいです。

あと、地名などは独特の読み方をするものがありますので、至急、辞書登録を進めたいと思います。

写真:地域づくり振興課のメンバー
久慈市
  • 総合政策部 地域づくり振興課 谷川様
  • 総合政策部 地域づくり振興課 長代様

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